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メカ女子が明日の日本を創る?! 女性エンジニア育成プロジェクト

メカ女子活動日記

活動履歴HISTORY

 

2018/01/28 第7回メカ女子交流会

今回の講師探しも、とても幸い続きでした。まずは、世話役・豊田の研究室の先輩に、会社(外資系企業、参加者アンケートの希望)で講師を探していただけないかとお願いしたところ、社内には思い当たる人がいないけれど、大学時代のサークル仲間の福田さんが適任かもしれないと、紹介の上、ご本人に快諾いただきました。もうひと方は、昨年秋に日本機械学会LAJ委員会の女性エンジニア交流会で再会した、横浜国大の卒業生の森さんです。入社3年目ながらも世界を駆け巡り、プラント建設に奔走するエンジニアで、二つ返事で講師を引き受けていただきました。

◎当日の様子◎
今回は芝浦工大産業技術短期大学校の二校からメカ女子が集まってくれました。また、社会人一年目のメカ女子が二人参加してくれて、就職後の楽しさややりがい、悩みを近い将来のこととして話してくれました。

薬学部出身で今は家庭向け食品の品質管理などのお仕事をする福田さんは、理系教科が苦手だった高校生時代に手に職付けて続けられる職業を得るために薬学部に進み、日本における新薬の成長を見ていきたいと味の素に入社されました。研究職から一転して家庭向け食品の品質管理にフィールドを移しながらも常に前向きに物事をとらえて、立ち向かっていらっしゃいました。お子様が小さいときには、旦那様が単身赴任ながらも誰かにサポートを頼める環境を築き、忙しい時期を通り抜け、今はフラワーアレンジメントなど素敵な趣味を持ち、生き生きと人生楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。

続きましての世界を駆け巡る森さんは、カタール→中国→福島と入社後3年間で様々な地域でプラント建設に携わってきました。プロジェクトエンジニアという聞きなれないお仕事ですが、設計者と建設現場をつなぐ、非常に意義のある仕事で大きなやりがいを感じて働いているとのことでした。ただ、週六勤務が当たり前の建設業界で、家庭を持った時のことを考えると続けていけるのか不安があり、女性のパイオニアとして自分に何ができるのか、考えているということでした。

その後の茶話会では,2グループに分け,ポッキーやおせんべいを食べながら,自己紹介や講演内容の質問など,話題は尽きることなく終了予定時間になりました(^^)v

◎裏話その1◎
またまた一年半ぶりのメカ女子交流会の開催になりました。準備は会場の確保から始まるのですが、これがなかなかスムーズには取れず、@会場の空きA講師の都合B知り合いの女子学生の都合で最も参加者の多い日程を選ぶという様々な段階を踏んで開催にこぎつけることになります。
横浜国大を含め、複数の大学の女子学生にも声を掛けましたが、日が悪くて、期末テストに卒業論文、修士論文に忙しい時期で残念ながら欠席でした。次回はもっと事前調査をしっかりして、なるべく多くの学生に来てもらえるようにしたいと思っています。

◎裏話その2◎
今回は第一回に続き、子ども(以前は息子、今回は娘)を連れて行きました。なぜかと言うと、「将来の夢はケーキ屋さん!」ととっても女の子っぽい娘がメカ女子の話を聞くとどう思うのかな。と興味があったためです。一番後ろの席でお絵かきしながらもしっかりと耳は働いていて、母の話、講師の方の話、茶話会…と、先輩女性の話をちゃんと聞いていたようです。強制する気はありませんが、選択肢の一つとしてメカ女子の世界も知ってもらえたら嬉しいなぁと思っています。

最後になりましたが,ご協力いただきました皆様,参加して下さった皆様,ありがとうございました!

(メカ女子;2大学から6名,講師;2名,協力;2名、教員;1名、メカ女子卵;1名)

   
【豊田の初めの言葉】
会の趣旨や主催者のキャリアやライフスタイルなど、今回はじっくりとお話しさせていただきました。バタバタした毎日でも満足しながら進んでいきたいと思っています。
【福田さんの講演の様子】
大企業ならでは!研究者から品質管理への異動を経験しながらも様々な人に触れることで自分が成長していると前向きにとらえていらっしゃいました。
   
【森さんの講演の様子】
明日から海外!と言われても、今は頑張れるという国際派の森さん。プロジェクトエンジニアは様々な機器についても詳しくなければならないので、日々勉強されています。
【メカ女子からの質問】
現役の学生には少しハードルの高い質問コーナーですが、社会人一年目のメカ女子は興味津々で、たくさん質問をもらいました。
   
 【茶話会(テーブル1)】
2つのテーブルに分かれての茶話会では,まずは自己紹介(研究テーマやサークル活動など)してからトークスタート。
【茶話会(テーブル2)】
途中で講師の方に席替えをしてもらい、若手&ベテランの先輩にアドバイスをもらっていました。
  
【集合写真】
机と椅子で高さを調整して、セルフタイマーを使って,みんなでカシャリ。来てくれてありがとうございました。
 

2016/09/03 第6回メカ女子交流会

一年半ぶりにメカ女子交流会を開催しました。世話役・豊田の大学の同期で日立製作所にお勤めの大久保さんと7月の同期女子会で再開して、もともと設計畑で一生懸命技術屋さんをやっていた入社時期から現在の財務のお仕事への転身に魅力を感じて講師を依頼しました。

◎当日の様子◎
今回は横浜国大と産業技術短期大学校の二校からメカ女子が集まってくれました。(早稲田の女の子はちょうどゼミ合宿ということで、残念ながら欠席でしたので、次回の参加を楽しみにしています!)また、3月までは博士課程のメカ女子・IHIの石原さんが快く協力してくれて、スムーズに交流会がスタートしました。

元メカ女子と語り、今は財務のお仕事をする大久保さんは、絶対にメカ!と思っていた入社時以降、大企業だけに自分に向いていると感じるお仕事がいろいろあり、その思いを発信することで、海外赴任や商品企画、財務など様々な仕事の機会を得てきたとのこと。今は一児の母として、遠距離通勤ながらもフルタイム勤務で頑張っています。大企業ならではの魅力も様々な面から教えてくれました。今後、どのようにキャリアを積んでいくのか興味深かったです。最後には、やはりいい人を旦那さんにすることが仕事を長く続ける意味でも重要!と旦那様への感謝の気持ちを覗かせていました。

続きましての豊田は横浜国大から職業訓練校に異動し、また来年にはどこかに流れるキャリアの変遷をお話ししました。転職のタイミングでは、家庭を重視=家族が笑っていられるようにということを大切にしながら、やりたいことを選んでいきました。どんな道でも自分で決めて、自分で責任を取って進んでいきたいと思っています。仕事は何のためにするのか、どのように生きるかは人生の局面によって変わっていくので、その都度、満足しながら輝く女性が増えますようにと締めくくりました。

その後の茶話会では,2グループに分け,焼きドーナツやおせんべいを食べながら,自己紹介や講演内容の質問など,話題は尽きることなく終了予定時間になりました(^^)v

最後になりましたが,ご協力いただきました皆様,参加して下さった皆様,ありがとうございました!

(メカ女子;2大学から7名,講師;2名,協力;1名)

   
【大久保さんの講演の様子】
大学時代にやっておけばよかったことは世界を広げること!異業種、異分野の方々と触れることで考えられる幅、視野が広がります。
【メカ女子からの質問コーナー】
事前に参加フォームに書いてくれた質問に大久保さんとIHIの石原さんが答えてくれました。
留学できるから博士に進学した!と語る石原さんに、いろいろなご縁で人生が変わる面白さを感じました。
   
 【茶話会】
2つのテーブルに分かれての茶話会では,まずは自己紹介(研究テーマやサークル活動など)してからトークスタート。
【集合写真】
立て看板にスマホを取り付けてセルフタイマーで,みんなでカシャリ。来てくれてありがとうございました。
 

2015/02/21 第5回メカ女子交流会

◎講師の方との出会い◎
【永宮さん】以前よりメカ女子のリクエストでグローバル企業の方の講演を希望しており、昨年3月ごろに、日揮の先輩に相談したところ、こちらの記事を案内いただき、素敵な方だなぁと無謀にも声をかけたところ、「人の誘いは断らない」が今も私のモットーです!と返信くださり、快くOKを頂きました!!!(広沢さん,ありがとうございました)

【平塚さん】11月に日本機械学会のLAJ委員会開催の”女性エンジニア交流会@銀座”でお向かいの席になり、意気投合。家族構成や住まいなど共通点が多く、女性の川流れ人生(社会情勢、家庭環境、ライフイベントなどで、あっち行ったり、こっち行ったり・・・)の代名詞のような人なので、ぜひお話しお聞きしたいと、お願いしました。


◎当日の様子◎
ちょうど一年ぶりの開催となったので、慣れたはずの豊田も緊張してこの日を迎えました。持ち物やスケジュールなど、思いつくままに準備して、講師の方への連絡など、ぎりぎりではありましたが、何とか無事に開催にこぎつけました。

昨年春に横浜国大から県立産技短大に転職して、進路選択の紆余曲折や戸惑ったこと、良かったことなど、率直にお話しして始まりの言葉に代えました。

会社内で女性初を様々に経験されてきた永宮さんは、学生時代は宇宙工学や機械工学などを希望しながらも、流れで化学を選び、そんな中でも”ものづくり”への思いを持ち続け、化学工学と出会い、現在のエンジニアリング会社で、学生時代からの愛用の電卓を武器に、バリバリ活躍されている様子が頼もしかったです。

続きましての平塚さんのお話では転職、結婚、出産、転勤などを経て、家事&育児&仕事をそれぞれに頑張り、軌道に乗ってきた矢先に、職場の移転問題にさらされ、4月からの新生活を前に家族一丸準備をされている様子が伝わってきました。ここまで川の流れは変わるのか〜と驚きつつも、そんな中でも淡々と立ち向かう平塚さんの姿に力強さを感じました。

ここで、お久しぶりの登場、メカ女子交流会の強い味方・西田先生からこれまでの経験の中で、@思っていると実現されるA様々な経験が将来につながっていく(特に入社後すぐの仕事は後々まで影響を及ぼす)と熱く語ってくださいました!長い付き合いの豊田でも西田先生の数%しか知らないのではないか?と思うほど様々な面を持っている魅力的な先生、いやエンジニアです!!!

初登場の早大の権藤さんはご自分の研究生活に関してお話ししてくれました。目の前のあるチャンスは何でもトライしたい!とやる気がメラメラ伝わってきました。今後の活躍されます。(就活がんばってね)

その後の茶話会では,2グループに分け,ペコちゃんのほっぺを食べながら,自己紹介や講演内容の質問など,話題は尽きることなく終了予定時間になりました(^^)v

◎今後の課題◎
今回も修士1年生が就職真っ只中、また慶大ではこれから修論発表会というタイミングでの開催となり,いつも連絡取らせてもらっているメカ女子数名の都合の悪い日程となりました。。。次回は11月ごろがいいかしら。


最後になりましたが,ご協力いただきました皆様,参加して下さった皆様,ありがとうございました!

(メカ女子;3大学から9名,講師;2名,教員;2名)

   
【豊田からのはじめの言葉】
任期付きの職を渡り歩いている豊田は,女性の川流れ式キャリア形成において大変なこともあるけれど、女性ならではの順応性の高さで乗り切れる!と話しました。
【永宮さんの講演の様子】
イラクやオマーンなど、少し前には女性が訪問するには会社としても抵抗感があった国にも,自分が設計した現場を見に行きたい!と、怖がることなく出かけて行かれたとのこと。かっこいい!
   
 【質疑応答】
メカ女子は興味津々。たくさんの質問が出ました♪
【平塚さんの講演の様子】
お仕事の都合で4月から高速で片道80kmの通勤という過酷な状況も家族が協力し合って乗り切っていかれることでしょう。(何かできることあれば豊田まで!)
   
 【西田先生からのコメント】
エンジニアの卵の時代に神様のような存在だった大先輩が今では共著者となり、本を出している!「どんな経験もつながっていきます」と力強いお言葉。
【権藤さんのプレゼン】
今年度、すでに3回も学会発表をしているという彼女。なりたい自分に近づくために全力で頑張っています。頑張れ、権藤さん! 
   
 【茶話会@】
テーブルを三角形にして2グループに分かれての茶話会では,まずは自己紹介(研究テーマやサークル活動など)してからトークスタート。
【茶話会A】
どちらのテーブルも大盛り上がり!この人数がちょうどよい!
   
【集合写真】
セルフタイマーで,みんなでカシャリ。今回はニューフェイスが5人。来てくれてありがとうございました。
【ランチ】
今回は参加者全員13名でハンバーガーランチ。ざっくばらんにガールズトーク。いろーんな話をしました(笑)
 

2014/02/23 第4回メカ女子交流会

◎講師の方との出会い◎
【塩沢さん】10月に生産同窓会の大先輩から,「ロボットといえば」ということで,母校の先輩の女性を紹介して頂きました。その方は,ロボットなどを扱っている会社のお偉いさん。豊田には雲の上のような存在の方ですが,フレンドリーなメールのやり取りの後に,所属する藪田研究室にも見学に来てくださり,初めてお会いした方とは思えないくらい楽しくお話しさせていただき,どさくさまぎれにメカ女子の講師をお願いしたところ,即OK。もともとは化学工学の出身ですが,現在はロボット???ということで,そのキャリアの変遷を教えていただきたいなぁと思ってお願いしました。(福永さん,ありがとうございました)
【盛さん】9月のロボット学会で研究室の先輩の鈴森康一先生と遭遇し,「ドクター出て,NSKに入った女の子がいるよ」と話題になり,10月に別の技術交流会で,ご本人と遭遇。なんという運命。と思いました♪ドクターから一般企業に進まれる方も異色なので学生の参考になるのでは?と研究室の先輩経由でお願いしたところ,即OKを頂きました!!!(今西さん,ありがとうございました)

◎新たな試み(パネルディスカッション)◎
女性エンジニアの価値観の違いを知るために同じ質問に答えて頂きたい。という前回のアンケート結果を受けて,参加申し込みフォームに「女性エンジニアへの質問」というコーナーを設けました。短時間ですが,講師の方に前に座っていただき,共通の質問を答えて頂きました。

◎当日の様子◎
一緒に行きたい!という子どもを家に残し,早めに会場へ向かい,スムーズな準備ができました。早めに来てくださった講師の方とペラペラおしゃべり。早速楽しい時間でした。

メカ女子の子たちも続々と集まり,第4回のスタート。冒頭の豊田の趣旨説明も簡単に済まし,早速,盛さんの講演をお願いしました。学生が大好きな盛さんならではの気楽に聞ける講演の中には,様々に人生が揺らぎながらも,お高くとまらずに,直感で行きたい道を選んで来られたキャリアの変遷が垣間見られました。絵画教室に通っていたり,スペイン語を勉強していたり,オンオフをしっかりと切り替えるところも魅力的でした。

続きましての塩沢さんのお話では入社1年で旦那様の留学が決まり,2年の休職は許されず,1年少しで退職。旦那様の渡米に同行,大学で人工知能の研究室で日本語→英語の論文翻訳のバイトを引き受け,英語のスキル&人工知能の知識をゲット。それが人生の転機に。帰国後に人工知能を熟知しているということで,○○総研から声がかかり入社。その後も旦那様のオランダへの海外赴任に娘さんと同行。更に帰国後に現在の会社から声がかかり入社。そして,現在はアドイン研究所の取締役&日本ロボット学会の理事をされています。人生は何があるかわかりませんね。でも,真摯に人と付き合うことが成功のカギ!ということでした。

初登場の医学部の大矢さんは発信力が素晴らしく,初めての場にも関わらず学生プレゼンを引き受けてくれて,昔からやりたいと思ったこと,現在考えてること,将来の夢を語ってくれました。子供のころからメカ好き。医学部生の今でもメカ女子。免許取得後はメカに進みたいと考えていて,忙しい中でも他大学の研究会に参加する頑張りやさん!今後の展開が期待されます。

その後の茶話会では,2グループに分け,パウンドケーキを食べながら,自己紹介や講演内容の質問など,話題は尽きることなく終了予定時間になりました(^^)v

◎まとめ◎
今回は修士1年生が就職真っ只中での開催となり,いつも連絡取らせてもらっている4人の都合の悪い日程となりました。。。異色の経験をお持ちのお二人の講演でしたので,参加したいのですが。と欠席連絡を頂きました。(就活元気に頑張ってね。)
女性は家庭環境などにより想像&理想通りのキャリアパスを歩める人は少ないのかもしれません。そんな中でも自分のやりたいこととやれることを見極めて,自分で未来を切り開いていくことが重要ですね。

◎お知らせ◎
豊田は横浜国大での任期が3月で切れることもあり,近郊の学校に異動することになりました。新たな職場で許されるのであれば,これからもメカ女子交流会を続けて行こうと思っていますので,引き続きお楽しみに。今後ともよろしくお願いします。

◎次回は◎
私も学生時代に町工場の技術の高さに憧れを持っていましたが,現場好きなメカ女子がたくさんいることを知り,次回は藤沢にあるシンコーというステンレスやチタンなど難削材の加工を得意とする町工場に工場見学プラスアルファ(機械加工またはブレスト)を企画しています。

最後になりましたが,ご協力いただきました皆様,参加して下さった皆様,ありがとうございました!

(メカ女子;3大学から9名,講師;2名,教員;1名)

   
【盛さんの講演】
最先端のアクチュエータ研究室で博士の学位取得後に一般企業に進まれた盛さんは,就活は修士1年の後輩と一緒にやった!とのこと。ドクターでも他の人と一線を画さないのが成功の鍵。
【講演の様子】
ふむふむ。女性エンジニアの方々,皆さん違うキャリアを形成して来られたので,どなたのお話も勉強になります。
   
 【塩沢さんの講演】
企業の役員をされているエライお方ですが,その時々で優先順位を決めて仕事を続けてこられたとのこと。女性は家庭によってキャリアの変化を受容していく必要があるが,前向きにとらえれば,どんな経験も無駄なものはない!
【初企画・パネルディスカッション】
「同じ質問に対してどのように答えられるのかによって,価値観の違いを知りたい」という前回のアンケートをもとに,事前に質問を募集して,共通質問をぶつけてみました。
   
 【パネルディスカッションのお二人】
「ストレス解消法は?」という質問に,お二人とも「ストレスフリーです」とのこと。そんな中でも盛さんは「電車に乗って通勤することで,オンオフを切り替えています。」塩沢さんは「家で仕事をすることもありますが,土日は夫と散歩をしています。」
【大矢さんのプレゼン】
メカ好きな医学部生の大矢さんが,現在の野望とともに不安に思っていることなどを語ってくれました。大きな野望の裏にも,この道でいいのか。と不安があり。。。やりたいと思うことがあるのは素晴らしいこと。自分で決めて,突き進んでほしいです。頑張れ,大矢さん! 
   
 【茶話会】
テーブルを三角形にして2グループに分かれての茶話会では,まずは自己紹介(研究テーマやサークル活動など)してからトークスタート。
【集合写真】
セルフタイマーで,みんなでカシャリ。今回はニューフェイスが3人。来てくれてありがとうございました。
 

2013/09/29 第3回メカ女子交流会

◎準備段階◎
今回は絶対にマテリアル系の講演をお願いするぞ!」と意気込んだ準備作業は6月に始まり,学生との日程調整,講師探し(今回は材料系の廣澤先生にご協力いただきました。メカ系は学会活動でお世話になっている東芝の秋葉さんにご紹介いただきました。),講演交渉,内容決定,学生への案内(これまでの参加者,他大学の先生経由)も板についてきて,スムーズ♪と思った矢先,当初お願いしていた全日空の曽田さんがアメリカ転勤になってしまい,急遽,大学の同期の方を紹介いただきました(^^)vラッキーでした。
※海外転勤が突然やってくることも学生には参考になったと思います。

◎新たな試み(学生によるプレゼン)◎
学生同士の交流も進めたい!」と思い,今回は参加フォームにプレゼンの希望の有無を聞く問いを加えました。普通はプレゼンしたくないですよね。全員から「希望しない」の返信。。。でも,こういう機会って結構貴重で,自分が伝えたいことを話せるPRの場なのです。学部生にはハードルが高くても院生ならば行けるだろうと,これまで皆勤賞の芝工大の栗原さんに検討をお願いしたところ,開催日直前にOKをもらい,その頃,参加申し込みしてくれた慶応の平賀さんにもダメもとで聞いてみたところ,快くOKをもらいました。

◎当日の様子◎
さわやかな秋晴れの中,いつものように行商のようにプロジェクタなどを搬入し,準備に取り掛かりました。間もなく講師の方もお見えになり,談笑しているうちにあっという間に開催時間。
豊田の話はそこそこに石川さん,村上さんにご講演頂きました。企業で働く厳しさややりがいを語っていただき,強い信念があるとうまくいくという実体験もとても勉強になりました。続く栗原さん,平賀さんの話題提供では,M2として修士論文に向けたラストスパートの時期にふさわしい,高度な研究内容が紹介され,本学の学部1年の5人には少しの先の研究生活のイメージ作りになったことでしょう。
その後の茶話会では,学生6人と講師1人の二グループに分け,ミスドのハロウィンドーナツを食べながら,自己紹介や講演内容の質問など,話題は尽きることなく終了予定時間が過ぎても話が続きました(^^)v

◎まとめ◎
今回は得るものが多い会でした。念願のマテリアル系の女性エンジニアのお招き,学生によるプレゼンは実現できて本当によかったです。過去三回の学生の参加者数はいずれも12人でした。多くの女子学生に参加してもらいたいと思いますが,参加者の満足度としては,この程度の人数が適当なのかな。今後もこれまで通り進めたいと思います。
※嬉しいことに,参加希望が増えた時には作戦を練りますので,メカ女子の皆さん,積極的にご参加ください♪

◎次回にむけて◎
転職された方,海外との関連が強いお仕事をされている方に講演いただけるよう,準備を進めたいと思います♪


最後になりましたが,ご協力いただきました皆様,参加して下さった皆様,ありがとうございました!

(メカ女子;3大学から12名,講師;2名,教員;1名)

   
【豊田からの趣旨説明】
今回は手短に,「働く女性のための制度は作られつつあるが,会社,部署,上司,同僚によって状況は全然違うので,今日の話をぜひ選択肢の一つにしてほしい!」と語りました。
【石川さんの講演】
大企業の研究部門には女性が比較的多く,たまに集まっている。「楽しそうに働いている人が多い」という理由で会社を選んだそうです。
   
 【熱心に見入る参加者】
今回は講師の方は座って話してくださいました。講演というよりは,お話という感じで気楽に聞けたようです。
【村上さんの講演】
安定志向&環境重視で就職先を決めたものの,入社1〜3年目までは「ほぼ終電」の激務が待っていたが,「石の上にも3年」で頑張りました!
   
 【栗原さんの研究紹介】
密閉容器内での爆発に関する研究。持ち前の好奇心と知識で理論実験提案において,様々に工夫されています
【平賀さんの研究紹介】
人工股関節の体内利用時の安全性の評価の研究。機械系はロボットだけじゃないよね。ということで,自分の興味で研究室を選んだそうです。 
   
 【茶話会1】
テーブルを三角形にして2グループに分かれての茶話会では,まずは自己紹介(研究テーマやサークル活動など)してからトークスタート。
【茶話会2】
学生と講師,学生同士で話が盛り上がり,就活や結婚,子育ての話など ,普段はなかなか聞けない話も聞いちゃいます!
  
 【集合写真をカシャリ】
また集まりしょうね♪(豊田撮影)
 

2013/03/19 メカ女子交流会分科会(トヨタ自動車とのコラボ企画)

トヨタ自動車の商品企画部の方が将来の自動車の企画の一環で、各世代各分野の方々の意識調査をしている最中に、機械系の女の子の声も聴きたいよね、ということで”メカ女子”で検索したところ、本サイトにヒットし、連絡を頂戴したのが2月初め。返信を返すと翌日には横国の図書館でミーティングが開催されるほど、とんとん拍子で展開した分科会でした。

メカ女子の意識調査をされるだけではWIN-WINではないので、メカ女子も将来の職場像をイメージできるように工夫してもらうことで、こちらも納得し、前回のメカ女子交流会での案内となりました。

日本を代表する企業だけに参加者もみな「参加したい!!!」とノリノリでした。

当日は前半はトヨタの方からの職場紹介(トヨタの商品企画、技術部時代のとある一週間スケジュール)があり、ものづくりではユーザー目線が大切であることや忙しい毎日の中でもOFFの時間も大切にできるよという先輩メカ女子からの心強いアドバイスがありました。

後半はプチ職場体験と題して、写真を見ながらユーザーリサーチ体験やアイディアブレスト体験を行ってくださいました。やはり商品企画部の方々は話しやすい環境を作るのがとても上手で、自由に話させる&要所要所掘り下げるというスタイルで参加者はガンガン話していました。
友達の新たな一面も見られた。私って他の人と違うみたい。。。という相互の気づきが得られたようで、今後の交流にもいい影響があることを期待しています♪

今回は初めてのやや営利的な企画でしたが、参加者にアンケートを取ったところ、手ごたえはとてもよく、やって良かったなぁと思っています。遠路はるばるお越しいただき、学生目線で楽しい会を行ってくださったトヨタ自動車の方々に厚くお礼申し上げます。
今後も学生のWINになることでしたら、積極的に企画していきたいと思っています。

※現在、材料系の女性エンジニアで講師をしてくださる方を募集中です。お知り合いにいらしたら、お声かけお願いします!(世話人が所属する学科は機械工学+材料工学なので、両面で強化できたらいいなぁと思っています)

   
【商品企画部の方からの話題提供】
「トヨタの商品企画」「技術部時代のとある一週間スケジュール」という資料で、会社で物を作る流れや技術屋さんとしての 生活を紹介してくださいました。質問も絶え間なく上がりました。
【様々な写真を見ながら意識調査】
プチ職場体験と題して、どのように意識調査を行うのか見せてくださいました。
友達の違う面も見られた!と意外な恩恵もありました。
   
 【ポストイットをぺたぺた】
参加者のコメントはポストイットに書いて、写真にぺたぺた張っていきました。
これがどう企画に結びつくのかも気になりますね。
【午後は国大チーム】
スケジュールの関係で、午後は全員国大のメカ女子でした。同じ大学でも、これまで交流がなかった人同士もワイワイガヤガヤ楽しみました。
   
 【あ〜これいいね】
感じ方はみんな違うもので、いろいろな意見が出ました。
【これはここに置いて〜】
自動車の分類に関しては、細かいこだわりがあり、メカ女子自らアクティブに動いていました。 

2013/02/23 第2回メカ女子交流会

秋〜冬の開催を予定していた第2回のメカ女子交流会ですが、学生の皆さんの試験が終わったこの時期に、無事に開催することができました。1月中旬に会場が取れ、前回参加者を中心に参加希望者を把握、講師依頼を行い、ようやく3週間前に正式開催が決まりました。

今回の講師は
@日本機械学会LAJ委員会でお世話になっているIHIの山上舞様
A横浜国立大学生産工学科同窓会の先輩である防衛省の雑賀凉様
にお願いしました。お二人とも職場ではベテランの域に達しているので、言葉に重みがあり、本当に勉強になりました。

集まってくれたメカ女子は前回同様、慶応義塾大学、芝浦工業大学、横浜国立大学から総勢12名。もう顔なじにみなった子や初参戦の子と積極的なメカ女子たちでした。
「メカ女子」と名付けてしまったので、直接機械に関係しない学科の学生には若干の違和感があるようですが、いずれも最終形は機械に関係してくるでしょうし、機械に関係なくてもメカ女子交流会をいい機会に使ってほしいと思っています。誰でもwelcomeです♪
キャリア形成、ライフプランの検討の一助になることを期待しています。

今回はこの活動の最大の理解者である西田麻美先生(関東学院大学)がお仕事で残念ながら参加いただけませんでしたが、次回を期待しています。

   
【趣旨説明】
豊田がメカ女子交流会の説明をしました。
2回目なので、簡単に。 
【自己紹介】
茶話会での話のタネになることを期待して、簡単な自己紹介をしてもらいました.最近参加したイベントや研究テーマに関して話してくれました♪
   
 【IHIの山上さんの講演】
担当されているジェットエンジンの開発に関して詳しく説明くださいました。この道に進んだのは小学生のころスミソニアン博物館でスペースシャトルに感動したから!ということで、その憧れを今の仕事につなげられた山上さんの意志の強さは素晴らしいなぁと思いました。
【質疑応答】
今回も「質問はありますか?」と言って,すぐに手が挙がるのがメカ女子のいいところ♪
「研究職と総合職の違いは」といった質問にも丁寧に答えてくださいました。 
   
 【会場の雰囲気】
専門性の高い話にもフムフムと熱心に聞き入っていました。
【防衛省の雑賀さんの講演】
長く勤められることと勤務地を重視して公務員を選ばれたとのこと。子育てはベビーシッターを利用して、仕事をバリバリ頑張ったという「超キャリアウーマン」っぷりには、子育てのためにセーブしがちな現代の女性とは違った強さを感じました。 
   
 【茶話会の雰囲気】
今回も2つの島に分かれて、8~9人で茶話会スタート。途中、講師の方に移動していただき、全員が講師お二人とお話しできるようにしました。
女性が働きやすいIHI、まだまだ男社会の防衛省、全く違う雰囲気の職場に関して、率直なQ&Aが行われていました。今回もあっという間でした。
【今日のおやつは】
3時間にも及ぶイベントなので、ちょこっとおやつを♪
あけぼのの「銀座いちご」と「雪の宿」にしました!美味しかった〜 
 
集合写真

2012/07/08 第1回メカ女子交流会

 

横浜近郊の大学の先生方にアンケートに答えていただき,メカ女子が多いことを知りました.そこで,大々的にPRを行ない,なるべく多くの人に参加してもらえるように準備しました.
また,メカ女子の関心事は”少し先を行く先輩のリアルな行き方”であろうと考え,講師も日産とソニーという大企業から素敵なお二人の女性をお迎えできました.
参加人数はメカ女子12人,講師2人,教員2人の計16人で,一回目としては盛況でした.この場に来てくれるだけあって積極的な子が多かったです.また,講師の方からも”有意義だった”,”楽しかったです”という声をいただき,みんなにWINな会になったなぁという感想です.講師のお二方には一カ月を切ってからの依頼でしたが,快くお引き受けいただき,感謝しております.本当にありがとうございました.講師を紹介下さった早崎さんと奈良さんもありがとうございました.
次回は秋か冬に開催できたらと思っています.ご期待ください.
メカ女子は誰でもいつでも歓迎いたします.

※慶大pocoさんからコメントを活動日記に掲載いたします.

   
【開始前の女の子たちの会話風景】
同じ分野で研究している同士や友達の友達だったり,あっという間にお友達になっていました.
女子ってやっぱりたくましいですね~♪
【趣旨説明】
まずは豊田がメカ女子広場の説明をしました. 
メカ女子ネットワークを作り,みんな楽しく盛り上がって行きましょう.みんなのための会なので,ご意見ご要望WELCOMEです.と話しました.
   
 【日産の二谷さんの講演(なりたい自分をイメージする)】
ご自身のこれまでをふり返っていただき,困難がありながらも気づきがあり,這い上がってきた経験を話してくださいました.何事もポジティブに考えることで,自分も成長できるとリアルな女性技術者像を示してくださいました.
【質疑応答】
質問はありますか?と言って,すぐに手が挙がるのがメカ女子のいいところ♪
「自動車会社に入る人の自動車に関する知識はどの程度ですか」と質問があり,「人それぞれですよ.免許を持っていない人も・・・」ということで,みんな安心していました. 
   
 【ソニーの池田さんの講演(元メカ女子のその後)】
いまはスピーカー設計を行う音屋さんの池田さんですが,試作品作りには自分で材料を揃え,穴をあけ,組み立てるという大学の研究室のような作業をしているそうです.そして,男性と女性の力の持ち方に関して問題提起をしながらも,メリットは生かして欲しいとお話し下さいました.
【会場の雰囲気】
講師の方々は包み隠さず,今のご自身を語ってくださったので,現役メカ女子にも勉強になったようです.みんな真剣に聞き入っていました. 
   
 【茶話会の雰囲気@】
女子会と言えばお菓子やお茶を食べながら,ざっくばらんにお話しました.就活の話が多い中,恋愛に関するものもあり,楽しかったですね.
【茶話会の雰囲気A】
二つの島に分かれて,8人ずつでお話しました.
違う島の人ともお話ししたかった!という声もあり,それは次回に持ち越しましょう♪ 


     

2012/03/03 メカ女子わくわく塾 改め メカ女子交流会

写真:メカ女子交流会

横浜国大と関東学院大のメカ女子が再び集結しました.

初めに,豊田が「メカ女子広場」の趣旨を説明し,メカ女子のネットワークへの期待,重要性について気持ちを一つにしました.

その後,産業界と大学で様々なキャリアを積む西田先生(関東学院大学)が研究室紹介をしてくださり,「西田研のテーマは機械設計であり,それは機械工学の集大成である.」「研究は何もないところでもできる.創造することが大切」とのお話があり,身近にある課題を取り上げて研究開発のシミュレーション体験をしました.@ブレインストーミングでアイデア出しを行い,Aリスクマネージメントでもしもこうなったらどうする?と予期せぬ事態を想定し,B守秘義務の大切さを教えてくださいました.ブラインストーミングではアイデアがモクモク湧いてきて,女の子が得意なあれもこれもいろいろつけよう♪という「わくわく体験」ができました.

そして,「エンジニアの世界は厳しいもの.女性も理詰めできちっと仕事をしていかないと信用してもらえない.過程ではなく,結果で勝負しなければならない.」という西田節を披露され,この春社会へ出て行く子はびくびくしていましたが,西田研で鍛えられたから大丈夫!と豊田はエールを送りました.

世話人の調査不足で,当日は中高生の試験まっただ中.多数の学校に呼びかけましたが,中高生の参加がゼロでした.
講師と参加者の皆様には大変申し訳ございませんでした.しかし,勧誘中も多くの方から,趣旨に関しては賛同いただいていますので,今後は内容を練りに練って,参加者も講師も全員が楽しめる会にしていきますので,ご期待ください!
まずは「メカ女子交流会」に重点を置いて,神奈川県下の大学のメカ女子ネットワークを構築していこうと考えています.
(メカ女子3名,先生2名)

2012/01/10 メカ女子ミニ研究会

写真:メカ女子ミニ研究会

メカ女子たちが大学を超えて集まり,女性らしい,女性が得意な,女性が活かせる研究を一緒に行うことを目的として,「メカ女子ミニ研究会」を発足しました.関東学院大の”ともちゃん"の素晴らしい研究を豊田が引き継ぎました.
当日は風船をふわふわさせながら,お茶を飲みながら,楽しかったです♪
(メカ女子1名,先生2名)





2010/11/13 メカ女子エンジニアの交流会&講演会

写真:メカ女子交流会1

横浜国大×関東学院大のメカ女子で集まり,西田先生の講演で女性エンジニアに関して,お勉強した後で,お茶&お菓子をいただきながら,ざっくばらんにお話しました.

≪タイトル≫
ご指名ウーマンこと,西田先生発!女性メカエンジニアの楽しみ方

≪講師≫
西田麻美先生(関東学院大)
http://mami-platinalink.com/
http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~mnishida/

≪講演内容≫
・西田先生の自己紹介(西田先生ってどのような経歴を持つ先生?)写真:メカ女子交流会2
・エンジニアの仕事ってほんとのところ何するの?
・工業の世界で女の子はほんとにやれるの?
・この業界は男性が多いからどう仕事をしていけばいいの?
・これから何を勉強すれば役に立つの?
・とりあえず工学にきたけれど将来的にどう向き合えばいいの?
・エンジニアって結婚しても続けられるの?
 (家庭と仕事,大事なファクターを両立させる秘訣って?)

(メカ女子6名,先生4名,その他1名)




information

メカ女子広場

世話役 豊田 希
神奈川県立産業技術短期大学校
mechgirl.hiroba@gmail.com



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